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僕が幸せに生きるために心がけていること

2021年最初の記事です! 相変わらずの気まぐれ更新ですが、お時間あるときに読んでいただけると幸いです。


僕が幸せに生きるために心がけていること。なんかいかにも「釣り」っぽいタイトルですが、「釣り」かどうかは内容を見て判断してください(笑)


最近、他人が他人に向けて発する文句や苦情を聞くことが多くあります。皆さんお忙しいのか、カリカリ、イライラしている人も多いです。それで、文句や苦情の数々を聞いていると、だいたいが「普通〇〇するはずなのにこの人は〇〇してない」とか「□□だったらこうあるべきじゃないの?」みたいな話です。

具体的には、「普通、人にものを借りたら手渡しでお礼を言って返すはずなのにこの人はお礼なしで置きっぱなしだよ」とか「大人なんだからもっと謙虚であるべきじゃないの?」といった感じです。陰で聞くこともあれば、直接それを伝えているところに出くわすこともあります。


このことについて、僕は2つのことを思っています。1つは、その考え方ってそもそもどうなの?ということです。文句や苦情に添えられている信条や思想が、ほんとうにそれでいいのかな?相手にもそれって伝わって当然のことなのかな?ということです。これは人それぞれで捉え方や考え方の違うことですし、一個一個がじっくり検討するべきことだとも思うので、ここでは触れません。

もう1つは、それを相手に期待してどうするの?ということです。


「期待」というものについては、過去にもいろいろな記事で書いてきましたが、改めて〈今ここ〉の僕の書きたいことを書いておきます。そして、このことこそが、「僕が幸せに生きるために心がけていること」です。


さて、僕はいま、他人に対して文句を言っている人に対して「それを相手に期待してどうするの?」ということを問うています。例えば、Bさんに対してAさんが「大人なんだからもっと謙虚であるべきじゃないの?」と文句を言っている場面で、僕はAさんに「どうしてAさんは、Bさんが大人であってほしいと期待しているの?」と問います(いちいち実際に問うわけではありません(笑)そんなことしたら…恐ろしいです)。

なぜなら、Aさんの発言は「大人なんだから…」から始まっているので、AさんはBさんを大人だと思っているという大前提で話を始めているからです。これは、Bさんが実際にどこまでどんな大人か分からない状態で、Aさんの期待で話が進もうとしているということです。もっと言うと、この「大人」の定義すら曖昧です。もしもAさんとBさんとの間で大人についての定義が事前になされていて、なおかつBさんがその定義に基づいた大人であることを二人が了解しているなら、両者が同一の認識で合意できていることになります。でも、そんなこと普段のやり取りではいちいちやらないですよね。

とすると話は戻って、いまBさんは〈Aさんの描く大人像〉に〈なれている〉ということを前提的に期待されているということになります。そう考えると、AさんがBさんに感じている「大人なんだからもっと謙虚であるべきじゃないの?」という不満は、Aさんの頭のなかで完結していることで、誰からみてもそうだと言えるようなことではありません。AさんはBさんのせいで不満を抱えているのではなく、自分で勝手に作り上げたBさんへの期待ゆえに不満を抱くことになっている、ということです。

だから、僕は「なんで期待するの?」と聞くのです。そしてその続きは、「あなたが自分で勝手に期待を膨らまして、それで勝手に裏切られた気持ちになっているだけで、相手は特に何もしていないんじゃないの?」です。もちろん、これも言いません。言ってもほとんどの場合、「はあ?」と言われて終わるからです(ここで言えばカッコイイのかもしれませんが、言ったら変わるかも?という期待を持ってしまいそうなのでやめている、という理由もあります)。


くどくどと説明しましたが、僕はかつては上記の例のAさんのような人間でした。だから、周囲の人からはポジティブに「アツいね!」とか「よく他人のことを見ているよね」などと声をかけてもらえました。しかし、その数倍以上の頻度で「裏切られた!くそ!」と心の中で叫ぶ瞬間がありました。Aさんのような生き方が悪いと完全否定する気は全くありませんが、僕の場合は気持ちのキャパ的に限界でした。勝手に裏切られた気持ちになっているだけなのに、それを理由に他人に攻撃的になることも増えていました。

そこで、自分の期待から始まるこのループを阻止する猛特訓をすることにして、意識するようになって2年くらい経ってようやくほとんどの期待を抑止することができるようになりました。ほとんど、という言い方にとどめたのは、今でもまだ突発的に相手に過度な期待を持ってしまうことがあるからです。それでも、だいぶ気持ちは楽になりました。


僕からすると、Aさんのような文句ばかり言っている人は、それだけ周囲に期待を持っているとも考えられ、よくもまあそれだけ他者への興味関心が持続するなと思います(関わり方の良し悪しは別として)。逆に、他人に対する自分の期待値をコントロールするようになって、「(昔に比べて)冷めている」と言われることが増えました。


ただ、総合して考えると、やっぱり今くらいのバランスがちょうどよく、そして何より、幸せです。