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世界の見え方がガラッと変わった話

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昨日、職場で効果音が聞こえてきたんです、ジャジャーン!みたいなやつ。僕は隣の部屋で仕事をしてたんです、しかも静かに。僕、なんて思ったと思いますか?みなさんだったらどう思いますか?僕はそこで、「え、いまの効果音めっちゃええやん、データほしい、無理でも録音したらなんとかなるかな」と考えました。正気です。


それで、なんでこんなこと書いているかというと、上記のエピソード、少し前の僕なら多分「楽しそうな音が聞こえてくるな」とか「もうちょい静かにしてくれたらうれしいな」みたいに考えてたと思うんです。で、なんで全然違うこと考えるようになったのか、冷静に考えてみればちゃんと理由があるじゃんと思ったので、そこらへんのことをまとめておこうと思ったわけです。こういう日々の自分の無意識の反応をあとで言語化しておくのって、セルフアセスメントを深めるうえで大事だなと思うんです。


結論を端的に言うと、YouTubeで動画配信始めたからなんです。先月の25日から親友(僕が勝手にそう思っている説アリ)と一緒に、二人でゲームで遊んでいるところを編集して投稿しています。コンテンツが少し溜まってきたので(といっても9本程度)、そろそろ「動画投稿してます」って書けるかなと思い、この記事に至ります。URL貼っておくので、もしよかったらチャンネル登(ry
https://www.youtube.com/channel/UCOuNSX95uSd-45R0犀利士 oehs–g/videos


動画の投稿を始めてから、効果音だったり、BGMだったり、差し込む用の映像だったりにすごく苦労しています。タイミングよく乗っけたりするのは時間を使えば初心者でもどうにかなるのですが、そもそも手元に素材が無くて始まらないということが頻発しています。そうすると、テレビや動画配信サイトを観漁って、世の中の効果音はどんなものがあるのか調べるようになります。だから、最初に書いたエピソードでも、どんな思考よりもまず「え、この効果音、好き」となったわけです。


似たような話を母から聞いたことがありました。母が妊娠したとき、自分が妊婦になったんだと自覚した瞬間から日常生活でよく妊婦を見かけるようになったそうです。「そんな同じタイミングで妊婦が増えたわけではないから、自分が気にするようになって目につくようになったんだろうね」と振り返っていました。確かに、僕も高校生のときに頭を坊主にしたことがあり、坊主になってから街中で坊主をよく見かけるようになりました。


新しいことを始めたり、知ったり、自分自身がそれになってみたりすると、面白いくらい世界の見え方がガラッと変わります。みなさんにも似たような経験があるのではないでしょうか。僕はもう子供のように日々が新鮮!とは言えない年齢になってきましたが、それでもこうやって何か新しいことを始めてみたりすれば、強制的に自分の世界の見え方を変えることができます。単純なアタマをしている僕はそれだけで人生ハッピーになったりします(もっと生きてみたいと思えるようになります)。


未来に行き詰まりを感じていたり、日常生活に退屈さを感じている方は、もしよかったら何か一つ小さなことでもいいので新しいことを増やしてみてください。よっしゃ、転職じゃ!とかになるとおおごと過ぎてやるのやめてしまったりするので、普段よく使っている道具をアップグレードするとかでいいです。世界の見え方が変わって楽しいですよ。